https://mtgcommander.net/index.php/2021/09/13/september-2021-quarterly-update/
BAN 《不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim》
UNBAN 《世界火/Worldfire》

参考:https://articles.starcitygames.com/select/commentary-on-the-commander-september-2021-quarterly-update/
As always, please remember that this discussion is in the context of the format as its played in the broad scope of its target demographic and largest part of its player base.

まず、SCGの記事に書いてあるこの文章が禁止理由文章等の内容よりもはるかにブッチギリで重要です。
ここを理解しないで禁止理由を読んで「なんでコーディとかティムナじゃないの??」とか「オラクルむかつき放置とかクソエアプ乙。このゲームやったことねーだろ」とか書いてる人へは明確なアンサーかなと思います。
毎回思ってるんですけど、《タッサの信託者》《むかつき》《織り手のティムナ》を頻繁に見たり《騒々しい写本、コーディ》が爆速で即死させてくるようなところがlargest part of its playerだとは到底思えないですし、largest part of its playerがどれくらいかわかりにくかったら正規分布でも書けばいいと思います。おおむねそうなるはず。
文章読んでて絶対的に言い切れるのは「高Tierでよく見るカードだけを槍玉にあげて批判するのは間違い」ということですかね。上記2つの文中にはむしろ低いTierのカードに対しての内容が多くありますし、統率者の多様性の観点を大事にしてるのかなとは感じます(でも僕は《ドラニスの判事》だけは許せない)。

「閃光は?」とか言われそうですけど2020年4月の改定文書に「cEDHのことも見てるけど、トーナメントプレイのために禁止改定をするようなことは通常ない」「これは例外的であり、繰り返す可能性は低い」というようなことが書いてあります。

それでも文句言いたい人は元ソースの内容をガッツリ読んで理解して、それでも不満ならcommanderRCのDiscordチャンネルに入って質問すればいいと思います。適当にタイトルだけ読んで的外れな批判するのは絶対にNG。
《世界火》
・浮きマナから打ってボンがあるからかつてBANしたけど、8マナ以上9マナ以上のクソ重ソーサリー打つゲームはいい。推奨したい。
・《世界火》打つハードルは結構高いし(9+統率者マナ)、もう似たようなことやろうと思えば普通にやれるし別にええやろ
他のカードの比較
・《生命の律動》は《ラノワールのエルフ》とかで加速して4-5ターン目に打たれるとみんな序盤にエンジン温めてる途中ただのクソゲーになるし、緑のカードが150点とかダメージ出すのはカラーパイ的にもよくない。ゲームとして魅力的じゃないし、すぐぶっ壊すから禁止解除するつもりはない。

・《合同勝利》は打消しでしか防げないのが問題。5色統率者と2つのトライオームで達成できちゃって簡単すぎるし、1枚でその場で勝てるカードに対しては我々は厳しく考えている(《フェリダーの君主》や《アゾールの雄弁家》のようなターンをまたぐようなのはOK)。

・《合同勝利》との比較だけど、《歯と爪》のような打消し以外の弱点がある呪文に関しては認めている。(文中では《孔蹄のビヒモス》はコンバットが必要で《トリスケリオン》は対象を取っていることを挙げています)

・《星の揺らぎ》はドローが入るからダメ。

《不屈の追跡者、ゴロス》
・プレイするのにはすごく人気がある(EDHREC登録数1位!)。ただ対戦相手からは人気がない。

・禁止リストに焦点を当てている低~中層においては、《不屈の追跡者、ゴロス》はシンプルに統率者中心で組まれている統率者よりいい選択になってしまっているのを最大の問題としてみている。多様性の破壊者でしかない。なんか特殊な変なデッキを組むときでも《不屈の追跡者、ゴロス》でいいやってなるのがダメ。

・《不屈の追跡者、ゴロス》を出すだけでマナベースは安定するし(多色土地を複数枚入れれば5色の安定もするだろうとしている)、7マナに達するともうゲーム終了まで坊主捲りラジコン太郎となり、何かすることはない。

・5色から好きな色の強いカードいっぱい詰め込んで、《不屈の追跡者、ゴロス》で色安定させて起動型能力使って無料でバシバシ物出して、唱えたカードの結果土地を起こしたらもう1回。マジモンの不条理。

・みんなマナコストに5色がない、強い統率者がどういう問題を起こすか知っているので槍玉に挙がっている。《帰還した王、ケンリス》はまだマシ。

みたいなことが書いてありました(ウルトラ適当要約)

禁止するほどかといわれると悩むけど、書いてあることは割と理解します。
カジュアルな卓で遊ぶことが最近多いんですが、「そんなガチじゃないですー」って感じでマナ加速から置かれた《不屈の追跡者、ゴロス》から追加ターンとエルドラージ捲れて全員はいはいって言いながら畳むことも多かったですし、ある程度カジュアルでも統率者がどういう動きしてくるかわかっている人3人いると全員で《不屈の追跡者、ゴロス》を処すところからスタートなので4人中4人が不快ということも多かったです(実際処すのに何度も参加しました)。
というか、置かれるとそれだけでげんなりしてましたね。
相手してる側からしたら、いくら中身が違うと言われようと全部同じデッキにしか見えないのも問題かもしれないですね。「加速して《不屈の追跡者、ゴロス》出してラジコンするだけでしょ?」というのが決定事項なら、デッキの動作が同じな以上、その中身がどう違おうと大体デブが降ってくるので大同小異でしかないです。違うっていうならデッキの中身タイニーリーダーズ縛りくらいじゃないと違うように見えないっす。


まあ、出ちゃった以上従いましょう。
僕は《世界火》打たれて通るならたたむのでよろしくお願いします。

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