Sower of Temptation
2017年5月25日 Magic: The Gathering コメント (2)二週間ほどDNから離れていました。自分のプレイミスで頭が痛くなったり、土地を引きすぎたりそんな感じで書くこともなかったし。
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さてブルームーンのお話。
最近マッドキャップタイプとその他を行ったり来たりしていて、ずっとサイドボードを組み替えることが多かったのですが、必ず固定して動かさないカードがありました。儀礼的拒否3枚と誘惑蒔き3枚です。個人的にこの2つは今青いサイドボードカードで一番強いと思っています。
儀礼的拒否は説明するまでもないですよね。親和 トロン エルドラージ系全部に何枚でもサイドインできて、サン&ムーン、赤単氷雪、はてはむかつきなんていうアーティファクトをそれなりに取っているであろうマッチアップならひいてそれなりに嬉しい場面は多い。しかもたった1マナなうえに確定カウンターと至れり尽くせり。最近の貧弱極まりない青いカードの中でもトップクラスの性能ですよ。個人的にはバラルやTiTiよりずっと上。
んじゃもうひとつ。誘惑蒔き。
採用できるのは青系コントロールと範囲はクッソ狭い上に黒いデッキや白いデッキはお呼びじゃないんじゃないかな?実質青赤というかブルームーン専用。でも最高だと思ってたり。
まず、これをサイドボードに置くのが大事な要素。相手からしたら「ブルームーン相手?除去減らすでしょ腐るもんねー」って感じですよ。
一般的にコントロール相手にはサイドボードで除去を減らすのは基本です。しかし、コントロール側もこれを見越してサイドボードからクリーチャーを足すというのは往々にして基本です。
つまり、ここでどれだけ相手の嫌なものを入れられるかが大事です。
ここで、僕の中のコントロールデッキのサイドボードに取りたいクリーチャーの条件がいくつかあります。
・サイズがあること もしくはクロックがそれなりにあること
・回避能力があること。
・盤面に影響を及ぼすこと。
・なるべく軽いこと。
我侭な奴だなって思った人。その通りだよ
僕が帝像コンボで遊んでいるとき、サイドボードにピア・ナラーとキラン・ナラーを仕込んでいたりしたのはこれらをすべて満たしているというのが最も大きな理由です。
因みにこれらを満たさないカードでよく見るカード筆頭は嵐の神、ケラノスと殴打頭蓋です。インパクトはあるものの、実際に盤面に触るのは次のターン以降です。相手の盤面にタルモが2匹いるところに来てもただの空気の読めない畜生だぞコイツってなるのが嫌で僕は使ってません。つまり常に嫌な奴にはなれないのです。
そして、当然誘惑蒔きもこれらをすべて満たしています。
・サイズがあること もしくはクロックがそれなりにあること
誘惑蒔きのサイズは2/2+X/Xです。強盗を働くわけですから常にXの値は変動します。
平均的なタルモゴイフを奪ったら6/7相当ですよ。余裕の合格。
・回避能力があること
飛行。回避能力は正義だってリミテッドで習った。つまり飛行=正義 QED
・盤面に影響を及ぼすこと
強盗を働いています。相手-1アド こっち+1アドが約束された能力。
というか支配魔法に2/2飛行とかいうリミテコモンであれば3マナ相当の生物がくっついてんだから影響力あるもないもクソもない。
・なるべく軽いこと
支配魔法4マナ+風のドレイク3マナ=4マナ なるほどね???
全部ダブルスコアでクリア。欠点は除去されやすいことですがこれも先ほどの通りサイドボード後からだといくらかの緩和ができます。瞬唱とヴェンディリオンしか生物を見せてない相手になにを何枚残すよって話ですからね。僕は考えたくありませんので僕相手にブルームーンを振るわないでください。
そして、誘惑蒔きは環境的に非常に強いです。
巨大な現実を砕くものを奪って「この生物強いですね!!!!!」って言ったり、タルモゴイフを奪って「これ持って帰っていいですか!!!!!」って言ったり、死の影をシュボっていって蒸発させたり。
タシグルやクルフィックスの狩猟者で勝手にアドとり始めたり。大きくなった軟泥をありがとーっていってもらったり。
難題の予見者だけ奪うと相手に引かれるので注意。復活の声の粗大ごみトークンはこっちに出ますよ(ヘイトスピーチ)。
また、2/2飛行というサイズが親和などの飛行中心のビートダウンにもまあまあ強く出れます。相手の大霊堂のスカージ奪ってミシュラランドの前においてやったり、鋼の監視者を刻まれた勇者に差し出したりやりたい放題しましょう。
とまあ、何奪っても強いのです。そりゃ相手も強い生物しか入れてないんだから何奪っても強いに決まってんだけどさ。
なので、僕は相手がクリーチャー系デッキであれば何相手にも枚数調整して入れてました。特に黒緑系はヴェールのリリアナが腐りまくってたので泣いてました。
欠点はマナコスト。なんだかんだ除去には弱いのに4マナなので、これをスタックで除去されるととんでもないテンポロスが発生し、死にます。そこだけなんとか注意するなりぶっぱするなり月でハメるなりヴェンディリオンで前方確認するなりしてうまく運用してください。ハマるとこれ1枚で余裕で勝てるので最高です。
因みに真の欠点は誘惑蒔きをサイドボードから入れ続けてバレまくって、みんな僕相手に除去を抜かなくなって辛くなってきたことです。身内メタ、ダメ絶対。
ひみつ
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さてブルームーンのお話。
最近マッドキャップタイプとその他を行ったり来たりしていて、ずっとサイドボードを組み替えることが多かったのですが、必ず固定して動かさないカードがありました。儀礼的拒否3枚と誘惑蒔き3枚です。個人的にこの2つは今青いサイドボードカードで一番強いと思っています。
儀礼的拒否は説明するまでもないですよね。親和 トロン エルドラージ系全部に何枚でもサイドインできて、サン&ムーン、赤単氷雪、はてはむかつきなんていうアーティファクトをそれなりに取っているであろうマッチアップならひいてそれなりに嬉しい場面は多い。しかもたった1マナなうえに確定カウンターと至れり尽くせり。最近の貧弱極まりない青いカードの中でもトップクラスの性能ですよ。個人的にはバラルやTiTiよりずっと上。
んじゃもうひとつ。誘惑蒔き。
採用できるのは青系コントロールと範囲はクッソ狭い上に黒いデッキや白いデッキはお呼びじゃないんじゃないかな?実質青赤というかブルームーン専用。でも最高だと思ってたり。
まず、これをサイドボードに置くのが大事な要素。相手からしたら「ブルームーン相手?除去減らすでしょ腐るもんねー」って感じですよ。
一般的にコントロール相手にはサイドボードで除去を減らすのは基本です。しかし、コントロール側もこれを見越してサイドボードからクリーチャーを足すというのは往々にして基本です。
つまり、ここでどれだけ相手の嫌なものを入れられるかが大事です。
ここで、僕の中のコントロールデッキのサイドボードに取りたいクリーチャーの条件がいくつかあります。
・サイズがあること もしくはクロックがそれなりにあること
・回避能力があること。
・盤面に影響を及ぼすこと。
・なるべく軽いこと。
我侭な奴だなって思った人。その通りだよ
僕が帝像コンボで遊んでいるとき、サイドボードにピア・ナラーとキラン・ナラーを仕込んでいたりしたのはこれらをすべて満たしているというのが最も大きな理由です。
因みにこれらを満たさないカードでよく見るカード筆頭は嵐の神、ケラノスと殴打頭蓋です。インパクトはあるものの、実際に盤面に触るのは次のターン以降です。相手の盤面にタルモが2匹いるところに来てもただの空気の読めない畜生だぞコイツってなるのが嫌で僕は使ってません。つまり常に嫌な奴にはなれないのです。
そして、当然誘惑蒔きもこれらをすべて満たしています。
・サイズがあること もしくはクロックがそれなりにあること
誘惑蒔きのサイズは2/2+X/Xです。強盗を働くわけですから常にXの値は変動します。
平均的なタルモゴイフを奪ったら6/7相当ですよ。余裕の合格。
・回避能力があること
飛行。回避能力は正義だってリミテッドで習った。つまり飛行=正義 QED
・盤面に影響を及ぼすこと
強盗を働いています。相手-1アド こっち+1アドが約束された能力。
というか支配魔法に2/2飛行とかいうリミテコモンであれば3マナ相当の生物がくっついてんだから影響力あるもないもクソもない。
・なるべく軽いこと
支配魔法4マナ+風のドレイク3マナ=4マナ なるほどね???
全部ダブルスコアでクリア。欠点は除去されやすいことですがこれも先ほどの通りサイドボード後からだといくらかの緩和ができます。瞬唱とヴェンディリオンしか生物を見せてない相手になにを何枚残すよって話ですからね。僕は考えたくありませんので僕相手にブルームーンを振るわないでください。
そして、誘惑蒔きは環境的に非常に強いです。
巨大な現実を砕くものを奪って「この生物強いですね!!!!!」って言ったり、タルモゴイフを奪って「これ持って帰っていいですか!!!!!」って言ったり、死の影をシュボっていって蒸発させたり。
タシグルやクルフィックスの狩猟者で勝手にアドとり始めたり。大きくなった軟泥をありがとーっていってもらったり。
難題の予見者だけ奪うと相手に引かれるので注意。復活の声の粗大ごみトークンはこっちに出ますよ(ヘイトスピーチ)。
また、2/2飛行というサイズが親和などの飛行中心のビートダウンにもまあまあ強く出れます。相手の大霊堂のスカージ奪ってミシュラランドの前においてやったり、鋼の監視者を刻まれた勇者に差し出したりやりたい放題しましょう。
とまあ、何奪っても強いのです。そりゃ相手も強い生物しか入れてないんだから何奪っても強いに決まってんだけどさ。
なので、僕は相手がクリーチャー系デッキであれば何相手にも枚数調整して入れてました。特に黒緑系はヴェールのリリアナが腐りまくってたので泣いてました。
欠点はマナコスト。なんだかんだ除去には弱いのに4マナなので、これをスタックで除去されるととんでもないテンポロスが発生し、死にます。そこだけなんとか注意するなりぶっぱするなり月でハメるなりヴェンディリオンで前方確認するなりしてうまく運用してください。ハマるとこれ1枚で余裕で勝てるので最高です。
因みに真の欠点は誘惑蒔きをサイドボードから入れ続けてバレまくって、みんな僕相手に除去を抜かなくなって辛くなってきたことです。身内メタ、ダメ絶対。
ひみつ
コメント
何度見直しても勉強になることばかりです。
すごく参考にさせてもらってます!
ありがとうございます その時思いつく限りを書いたつもりです。
ブルームーンはデッキパワーが低いですが、動きとしてはコントロールにもクロックパーミッションにもどちらにも触れることのできる面白いデッキです。
是非楽しんでください